【「古事記」舞台秘話(3)神話の途絶えた国は滅びる?】
アーノルド・J・トインビー氏の遺した言葉
20世紀の代表的歴史学者、
アーノルド・J・トインビーという方が
このような言葉を遺しています。
「自国の神話や民族の歴史を
学ばなくなった民族は
100年以内に必ず滅びる。」
戦後教育から神話がなくなり、
「古事記」や「日本書紀」などに
すっかり触れることのなくなった
私達、日本人。
私自身も神話についてのワードを
聞くこと、言葉に出すこと自体も
なんだかいけないような、
罪悪感のようなものを
感じてしまうという感覚が
あったと前回お話しました。
この言葉を知ったのは
つい昨年(2013年)のこと。
アーノルド・J・トインビーさんの
言葉に
危機感を覚えると共に、
私の中で
二つの想いが
湧き上がってきました。
一つは、
「日本は絶対に滅びない。
滅びさせない!」
ということ。
もう一つは、
「この言葉を否定文から肯定文に
言い換えて、世の中に発信していきたい。」
ということ。
「日本は絶対に滅びない。
滅びさせない!」
前者については、
全くの私の宣言みたいなものですが、
「日本が滅んでしまったらダメだろう!
だってこれから日本は世界の平和の
リーダーになるんだから!」
とアーノルド・J・トインビーさんに
くってかかるような気持ちになりました。
(彼は何も悪くないのですが汗)
時代を創っていくのは
その時代に生きている人。
今から学んでいけば遅くない!
神話も歴史も
全く苦手で興味なかった
私が、まずは私からと
本当に一歩一歩、
学んでいっています。
「神話の途絶えた国は滅びる?」を
マザーテレサ的に言い換えてみる。
後者については、
この名言の言い回しを
ちょっと変えたいと
思ったんです。
「自国の神話や民族の歴史を
学ばなくなった民族は
100年以内に必ず滅びる。」
↓
「神話や民族の歴史の魅力を
再発見して日本をみんなで
盛り上げよう!」
みたいな感じだといいな。
私はマザーテレサの
「反戦集会には行かないけど、
平和集会には行くわ」
という言葉が大好きです。
「戦争反対!」
と掲げると、
戦争を反対する否定的なエネルギーや
言霊が発せられてしまう。
それよりも
「平和賛成!」
ということに意識を向けて
言霊を発していった方が
愛に溢れた世の中になると思う。
同じく、
「神話を学ばないと滅びる!」
と危機を煽られる方が
確かに行動に結びつきやすいかも
しれないけれど、
不安や心配や罪悪感からくる
エネルギーで動くことは
不安や心配や罪悪感のエネルギーを
世の中に放出することになると思うから。
「滅びるから学ばなきゃ」
ではなくて、
「楽しそうだから学びたい」
と明るい気持ちで神話や歴史を
学んでいきたいなと思いました。
少なくとも私は、
日本人スイッチオン♪
プロジェクト
として、
今の時代に明るく、楽しく、
古事記に興味を
持っていただけるような
きっかけを創っていきたいです。
私もまだまだ学び途中ですけれど。
一緒に皆さんと学んで
自分の国のことを
もっともっと好きになって
いきたいです♡
「古事記」舞台情報
【6/14(金)1人芝居「古事記」海外公演バージョンご報告会】
▼日時
2024年6月14日(金)
19時半〜21時(19時開演)
▼場所
千葉県船橋市習志野台2-49-18 3階
▼アクセス
新京成、東葉高速線北習志野駅より徒歩5分。
「大衆餃子閣」という
中華料理屋さんの看板が
入り口にあるビルの3階です。
専用駐車場はないため、
公共機関などを
ご利用くださいますよう
お願いいたします。
▼チケット
3,000円
※当日現金払
▼お申し込み
こちらのお申し込みフォームより
お願いします。
▼お問い合わせ
uniqueandpeace@gmail.com
社)ゆにぃ~く&ぴぃ~す事務局